2009年11月アーカイブ

[disc1]
レスピーギ:「ベルファゴール」序曲、組曲「シバの女王、ベルキス」、交響的印象「教会のステンドグラス」
[disc2]
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」/ラヴェル編、交響詩「禿山の一夜」/R.コルサコフ編
ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」、ダッタン人の踊り(歌劇「イーゴリ公」より)

[disc3]
[disc4]
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ハース版)
[disc5]
[disc6]
マーラー:交響曲第2番「復活」
[disc7]
J.S.バッハ:目覚めよ、と呼ぶ声あり ―バッハ:ソナタ&コラール集―
[disc8]
ラフマニノフ:交響曲第2番、ユース・シンフォニー
[disc9]  [disc10]
マーラー:交響曲第10番(サマーレ&マツッカ補筆完成版)
[disc11]
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
パルティータ 第6番 ホ短調 BWV.830

[disc12]
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
[disc13]
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲
[disc14]
R.シュトラウス:交響詩「ドン=キホーテ」、交響詩「死と変容」
[disc15]
チャイコフスキー:交響曲第4番、幻想曲「テンペスト」
[ボーナス・トラック](CD)
シューベルト:交響曲第7番「未完成」※

※ズデニェク・マーツァル(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    <録音>2007年10月11,12日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録



2009年で10周年を迎えたEXTONレーベル。6月にEXTON10周年記念BOXを発売し、ハイブリッド盤10枚組&ボーナス・ディスクという豪華なラインナップで大きな反響を呼びました。
そのご好評を受け、記念BOXセット第2弾を発売します!!
ラインナップは1999年の設立年から発売されたものの中で、特にイチ押しのベスト盤を選出し、2枚組みのタイトルも含めて構成されたプレミアム・ベスト盤集。全15枚組ハイブリッドSACD盤の完全限定盤です。
しかもなんと、ボーナス・ディスクとして未発表音源のマーツァル&チェコ・フィルによるシューベルト:交響曲第7番「未完成」を入れました!

この全15枚ハイブリッドSACD&豪華特典CD付BOXセットを15,000円(税込)にてリリース!
超豪華アーティストたちが勢ぞろいのEXTON10周年BOX、是非ご注目ください。


 

ズデニェク・マーツァル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団



ブラームス:交響曲第1番



マーラー、チャイコフスキー、ドヴォルザークなどのシリーズでリリースの度に高い評価を得てきたマーツァル&チェコ・フィルによる最新録音のブラームス交響曲第1番が登場!
チェコ・フィルのブラームス:交響曲第1番の録音は意外にも少なく、アンチェル、アルブレヒト、ビエロフラーヴェクの録音しか存在しなく、今回のマーツァル盤は現在までのチェコ・フィルの伝統を聴き取ることができます。
チェコ・フィルの暖かく豊潤な音色によってブラームスの奥深い響きが見事に引き出され、マーツァルのタクトならではの緻密で高揚感溢れる演奏が展開されます。チェコ・フィルの伝統、マーツァルの熟考された曲作りが相俟ったブラームス。マーラーやチャイコフスキーの演奏から発展した新たな魅力を見ることができます。11月に来日予定のチェコ・フィル。公演では同曲の演奏も予定されています。マーツァルとチェコ・フィルが放つ新シリーズ第1弾をぜひともご期待ください。


録音:2005年10月26、27日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録

 

エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団



チャイコフスキー:交響曲第5番



「千人の交響曲」ではマーラー指揮者ならではのすさまじい人気を見せつけ、先日リリースしたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」では重厚感溢れる古き良き名演を行った世界の巨匠、インバル。
都響とのコンビでのEXTON3枚目はチャイコフスキー第5番です。生命力に溢れ、瑞々しくも異彩放つ演奏が繰り広げられたライヴ盤。過去に録音した同曲は名盤として有名ですが、今回はそれを上回る独特なテンポ感。インバルの「鬼才」全開の演奏、是非ともご期待ください。


録音:2009年3月29日 サントリーホールにてライヴ収録

小林研一郎(指揮)
東京都交響楽団



スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)



小林の「わが祖国」といえば、2002年に日本人として初めて「プラハの春」オープニング・コンサートにおいて同曲をチェコ・フィルで指揮するという偉業を行い、なおかつ終演後にスタンディング・オベーションが巻き起こったというエピソードが有名ですが、遂に11月にEXTONレーベルより初めて、コバケンの「わが祖国」の全曲が登場します。小林は過去に都響の正指揮者として活動していましたが、今回は24年ぶりに同オケの指揮台に戻ってきた、記念碑的なライヴ録音!!得意中の得意な「わが祖国」での凱旋公演です!!

「モルダウ」での弦楽器のきめ細やかな音色、チェコの郷愁を存分に歌いつくす類希な表現力。機能性の高い都響の演奏を導く小林の秀逸なタクト。これまで幾度となく公演を重ね、熟考されつくしたチェコの名曲「わが祖国」。豊潤な魅力をもって響き渡ります。チェコの伝統を知り尽くした小林ならではの名盤です!!


録音:2009年5月26日 サントリーホールにてライヴ収録

藤森亮一(チェロ)
武本京子(ピアノ)



ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 作品19
                    「パガニーニの主題による狂詩曲」 作品43 より第18変奏
                    ヴォカリーズ 作品34-14
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
              リベルタンゴ
              グランタンゴ
              エスクアロ(鮫)



好評を得ている前作ショパンに続く武本京子と藤森亮一のデュオの新作は、ラフマニノフとピアソラの作品集です。
コンセプトは北と南、ロシアと南米アルゼンチンのロマンティズムとその内面に潜む”情念”の対比です。
爛熟のロシアロマンティシズム最後の巨匠ラフマニノフ、そのチェロ・ソナタを中心に、方や20世紀アルゼンチン・タンゴの革命児として名を馳せたピアソラのタンゴという、ダンスのリズムの中に生息する特有のエロティシズム、この2つの異次元に見える情念の対比と調和をチェロとピアノが、ある時は語らい、そしてある時は情熱的にと、音楽絵巻を展開します。
DSD収録されたこのアルバムを、マスタークォリティそのもののSACDステレオ非圧縮データで制作されたHQ-Hybrid盤でピュアな、チェロとピアノの音色の秘めたパッションをお楽しみください。


録音: 2009年8月5-7日 名古屋、宗次ホール にて収録

アントン・ドレスラー(クラリネット)
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ)



S.タネーエフ:カンツォーナ
A.タネーエフ:アラベスク
グレチャニノフ:ソナタ 第2番
ゲディケ:ノットゥルノ/エチュード
アサフィエフ:コンチェルティーノ
グリエール:ロマンザ/悲しきワルツ
モストラス:R.コルサコフのテーマによるエチュード
ストラヴィンスキー:クラリネット独奏のための3つの小品
N.チェレプニン:スケッチ
A.チェレプニン:ソナタ



ロシア人クラリネット奏者、アントン・ドレスラーによる、日本では非常に珍しいロシアの秘曲を集めたクラリネット作品集です。
ドレスラーは美しい旋律をまろやかな音色で歌いこみ、グレチャニノフの「ソナタ第2番」などでは圧巻のテクニックを披露。フランスやドイツなどのクラリネットの音色や曲の趣向とは一味もふた味も違ったクラリネットの魅力を展開していて、類希な演奏を聴かせています。
ストラヴィンスキー「3つの小品」は数多くの演奏機会のある作品ですが、それ以外は20世紀のロシア人作曲家による、大変貴重な作品が収録されています。
美しいロシア情緒たっぷりの旋律は聴いて楽しめ、またクラリネットを学ぶ学生の新たな教材、新しいカタログとして、充実の作品が収められた珠玉の一枚です。

 

アントン・ドレスラー Anton DRESSLER
1974年生まれ。モスクワ音楽院、ボローニャ音楽院でクラリネットを学び、国際コンクール”Rovere d’Oro”(イタリア)、International Music Tournament”(TIM)、”Valentino Bucchi"国際コンクール(ローマ)、そしてマルクノイキエヒェン国際コンクール(ドイツ)などにおいて入賞。ヨーロッパ各国からアジアまでソリストとして幅広く演奏活動を行っていて、これまでミッシャ・マイスキー、ジャニーヌ・ジェンセン、ダニエル・ミュラー=ショット、ウラディーミル・スピヴァコフ、パヴェル・ヴェルニコフ、アレクサンダー・ギンジンなど数多くの著名演奏家との共演を行っている。


録音:2001年9月 モスクワ音楽院 小ホールにて収録

マーラー : 交響曲 第1番 二長調 「巨人」


マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団


既発の通常盤(EXCL-00026)は最新録音優秀盤として各誌絶賛。また、オーディオ・ショー等のデモンストレーションCDとして、各ブースで取り上げられているタイトルです。今回はダイレクト・カット盤として、更に追及したマスター・クオリティーを楽しめます。
2008年9月リリースされたホーネック指揮ピッツバーグ響による「英雄の生涯」(OVCL-00338)はあのズヴェーデンの「春の祭典」とともに、2008年度レコード・アカデミー管弦楽曲部門賞を争い、初コンビによる初録音にもかかわらず、2位という好成績を残した知る人ぞ知る名盤です。そのコンビが2011年のマーラー・イヤーを先駆けて、交響曲全集シリーズを始動させました。その記念すべき第1弾がホーネックの音楽監督就任披露演奏会となった第1番「巨人」です。通常盤はレコード芸術誌で特選、更に吉田秀和氏「之を楽しむ者に如かず」で取り上げられました。まさに歴史に残るマーラー・シリーズ。今後の展開にも注目です。
≪通常CDとダイレクト・カットSACD その違い≫
通常のCDプレスは、大量生産に耐えうるため3種類のスタンパーを経てプレスの工程に入ります。(マスターテープ→マスタースタンパー→マザースタンパー→スタンパー)この為、少なからずマスターテープからの音の変化が認められてきました。そういった環境の中でも最高のものを商品としてお送りしてきたのですが、さらにこのマスターテープの音とほぼ同一のものをお届けできないかと日々工面してきました。そこで登場したのがマスターテープから一番最初にスタンパー制作されたヴァージンスタンパーからおこしたディスク。まさに一番絞り!の音の純度を聞き取ることができるでしょう。このディスクは製作者のみへのテスト用として渡されてきたもので、これまではオーディオファンにはまことしやかに語られていた幻のディスクです。マスターテープのもつ瑞々しい生々しい純度が閉じ込められたダイレクト・カットSACD。耐久性も欠けるこのヴァージンスタンパーからの貴重なディスクなのです。通常CDとはあまりにも違うその響きに、常識が覆されることでしょう。


録音:2008年9月26-28日ピッツバーグ、ハインツ・ホール


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