2010年8月アーカイブ


ラデク・バボラーク(ホルン)
小菅優(ピアノ)



R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番
          前奏曲、主題と変奏
          アンダンテ(遺作)
F.シュトラウス:主題と変奏
          幻想曲
          ノクターン
           ロマンス



名実ともに世界一といわれるホルンの名手ラデク・バボラークと、現在ヨーロッパで最も注目を浴びる実力派ピアニスト、小菅優。この名コンビによるCDが実現しました。
収録内容は、リヒャルト・シュトラウス&フランツ・シュトラウス親子による作品集です。R.シュトラウスの名曲、ホルン協奏曲第1番のホルン&ピアノデュオ版(R.シュトラウス自身によるオリジナルで、父フランツに捧げた曲)をはじめ、ホルン奏者でもあった父のF.シュトラウスの珠玉の作品群。バボラークの冴え渡るホルンと超絶技巧に寄り添う小菅優の柔軟なピアニズムで奏でられています。R.シュトラウスの颯爽とした美しさ、F.シュトラウスのあたたかな響きをこの実力派の2人の、息もぴったりと合った演奏で味わうことができます。


録音:2010年3月30日-4月1日  
田園ホール・エローラにて収録


小林研一郎(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団



マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調



1992年ポニーキャニオンより発売された同タイトルがハイブリッド盤となり、再発売となります。小林研一郎の主要レパートリーのひとつである、マーラー:交響曲第5番です。20年近く前の演奏でありますが、すでに小林は完全にこの曲を自分の手中に収め、オーケストラを見事にコントロールし真のマーラー像を描ききっています。小林研一郎の多くのディスコグラフィの中でも初期のものにあたりますが、特に情熱が漲った演奏で、小林研一郎ファンにとっては伝説のディスクとなっていました。今回、HQハイブリッド盤として再登場となり、より緊迫感、高揚感をお楽しみ頂けます。小林&日本フィルのマーラーシリーズの第7弾となり、コンプリートへあと第4番、第6番の2タイトルになります。


録音:1991年5月30,31日  
東京・サントリーホールにて収録


高橋多佳子(ピアノ)



ショパン:エチュード全集
     作品10&25、3つの新練習曲



高橋自身が「自分が成長していくためには欠かせない存在」というショパンの作品の中で、演奏技術、音楽的内容の観点からも最高峰の傑作とされているエチュード全集を、高橋は麗しく艶やかな音で弾き上げています。

また、本商品はDSDリマスタリング処理された、SACD HQ Hybrid盤での発売です。向上した音質、鮮明な音で高橋の演奏をお楽しみ下さい。


録音:2000年-2002年  
ワルシャワ・フィルハーモニー大ホールにて録音


斉藤デュオ(ピアノ・デュオ)



フォーレ:ドリー 作品56
【子守歌、ミ-ア-ウ-、ドリーの庭、キティー・ワルツ、
かわいらしさ、スペイン風の踊り】
ドビュッシー:小組曲
【小舟にて、行列、メヌエット、バレエ】
ラヴェル:マ・メール・ロワ
【眠れる森の美女のパヴァーヌ、おやゆび小僧、
パゴダの女王レドロネット、美女と野獣の対話、妖精の園】
ビゼー:子供の遊び
【ブランコ、こま回し、お人形、木馬、羽根つき、ラッパと太鼓、シャボン玉、陣取り鬼ごっこ、馬とび、小さい旦那さんと小さい奥さん、舞踏会】



連弾曲の豊富な近代フランスレパートリーの中から最もポピュラーな名曲、フォーレのドリー、ドビュッシーの小組曲、ラヴェルのマ・メール・ロワ、ビゼーの子供の遊びなどを収録しました。4曲とも、親子で聴いて楽しめる美しい珠玉の名曲で、連弾のオリジナル曲にこだわっています。ピアノ発表会用の選曲としても聴け、教則CDとしても十分聴きごたえのある作品です。

斉藤デュオはウィーン留学中にピアノ・デュオを結成し、サレルノ国際ピアノコンクールで優勝。国内外での演奏活動に加え、これまで「ムジカノーヴァ」や「レッスンの友」などでピアノ・デュオについて執筆・掲載し、教育活動など、幅広く活躍している2人です。

ぴったりと息の合ったデュオを聴かせ、フランス印象派らしい柔らかさ、物語性あふれるファンタジックな世界へと誘う1枚です。


録音:2010年3月2-4日  
富山・北アルプス文化センターにて収録


商品の詳細はこちらから オクタヴィア・Web SHOPへ

オクタヴィア・インターネット・ラジオへ

録音案内

Design Works

チャレンジ・クラシック レーベルのご紹介