2011年10月アーカイブ

マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団



マーラー:交響曲 第5番



生粋のオーストリア人指揮者であるホーネック。
マーラー演奏のみならず、マーラーがしばしばその音楽の重要な基礎としたオーストリアの音楽伝統に深い造詣を有しています。
そのホーネックがシリーズ第4弾として世に問うのがマーラー交響曲第5番。まさにマーラー全創造における分岐点となった難曲です。
ホーネックはスケルツォのテンポや多声構造、そしてアダージェットの解釈など、並々ならぬこだわりを持って「真正マーラー交響曲第5番」を表現します。随所に見られるウィーン風の音楽に、現在としては唯一となったピッツバーグ響のアメリカン・ブラス・サウンドが見事に融合した、重量形の演奏が繰り広げられます。
エクストンの誇る最新技術による高音質録音により、それらを更に鮮烈に捉えています。


 

録音:2011年5月20日-22日
ピッツバーグ、ハインツホール にてライヴ収録

 

吉川武典(トロンボーン)
三輪郁(ピアノ)


高嶋圭子:トロンボーンとピアノのためのソナタ「風花賛礼」
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 <トロンボーン版>
アッペルモント:カラーズ
フェルヘルスト/佐藤誠一編:ア・ソング・フォー・ジャパン


トロンボーン・クァルテット・ジパングのリーダーであり、NHK交響楽団で活躍する吉川武典の初のソロ・アルバムです。
注目は、現在世界のトロンボーン業界で話題の楽曲「ソング・フォー・ジャパン」を世界初収録。 オランダから発信された東日本大震災のチャリティーのために書かれたトロンボーンの為の曲で、 専用サイトhttp://www.trombones.jpでは世界中のトッププレーヤーがリレーで演奏している映像を見ることが出来ます。
楽譜もそのサイトでダウンロード可能で、世界中にその輪が広がり、トロンボーンのみならず世界の音楽家に広がっていっています。その音源が遂に初CD化となります。また、吉川武典のために書かれた高嶋圭子の「風花讃礼」も注目です。
高嶋圭子曰く「人と人との間に吹く風が咲かせる花」を思い作曲されており、日本の美しい風景を思わす美しい楽曲です。
さらにはトロンボーンでの演奏は世界初収録となるフランクのソナタ。学生たちがこぞって演奏する人気曲「カラーズ」(原曲はトロンボーンと吹奏楽)。吉川武典の表情豊かな演奏で、歌いあげます。このレコーディングの最終日に東日本大震災を受け、録音は一時中断となりました。吉川武典が鎮魂の祈りをこめた渾身の演奏となっています。。


録音:2011年3月9-11日、7月12日
埼玉・秩父ミューズパーク にて収録

ミロスラフ・ケイマル(トランペット)
イルジナ・ポコルナ(オルガン)


グルーバー:きよしこの夜 ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
レブラー:グラデュアール、ムーレ:クリスマスのファンファーレNo.1-4
メンデルスゾーン:あめにはさかえ 
シューベルト:アヴェ・マリア 
アルビノーニ:アダージョ アダン:さやかに星はきらめき
J.S.バッハ:アリオーソ、主よひとの望みの喜びよ、
われらあまたの苦難をへて神の御国に入らん、目覚めよと呼ぶ声あり、G線上のアリア
ひいらぎ飾ろう、神の御子は今宵しも、グリーンスリーブス、われらはきたりぬ、ひいらぎとつたは、牧人ひつじを


チェコ・フィルの一時代を築いた名トランペッター、ミロスラフ・ケイマルの美音を堪能できるクリスマス・アルバムが久々の復刻です。チェコの名オルガニスト、イルジナ・ポコルナとの荘厳で華麗なバラード集です。
「きよしこの夜」「アヴェ・マリア」などクリスマスの定番曲目を多く収録。それらの曲をケイマルがトランペット、フリューゲルホルンで美しく歌いあげています。身を委ねたくなるようなうっとりとする音色。ケイマルの天上のサウンド。トランペットの「きよしこの夜」で始まり、フリューゲルホルンによる「きよしこの夜」で心地よく終わります。クリスマスに身も心も神聖な心地にさせてくれるアルバムです。


録音:1992年9月
プラハイエズラツコ教会 にて収録

 

モーツァルト:グラスハーモニカのためのアダージョ K.356/三輪郁(ピアノ)
ドヴォルザーク:母の教え給いし歌/チェコ少年少女合唱団
ドビュッシー:月の光/児玉桃(ピアノ)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/チェコ少年少女合唱団
モーツァルト:きらきら星変奏曲抜粋/三輪郁(ピアノ)
ルイス:リトル・ベイビーズ・ララバイ/トロンボーン・クァルテット・ジパング
ドヴォルザーク:「チェコ組曲」よりロマンス/ズデニェク・マーツァル(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番~第1楽章/清水和音(ピアノ)ズデニェク・マーツァル(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
シューマン:トロイメライ/中野翔太(ピアノ)
カタロニア民謡:聖母の御子/尾尻雅弘(ギター)
R.シュトラウス:万霊節/広田智之(オーボエ)三輪郁(ピアノ)
モーツァルト:アンダンテ/ロマン・ノヴォトニー(フルート)ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ)
テレマン:エア/ミロスラフ・ケイマル(トランペット)アレシュ・バールタ(オルガン)
チャプリン:スマイル/戸田弥生(ヴァイオリン)林達也(ピアノ)


妊婦さんは、40週という妊婦期間を通して、体への大変な「負荷」を体験します。
そこで、最も手軽に、すぐ始められるストレス解消法が「音楽」!
本CDは、お医者さんからのアドバイスをもとに、妊婦さんのことを考えて制作したクラシックのコンピレーションです。
マタニティにぴったりな3つの特徴を備え、新米ママと赤ちゃんがハッピーなマタニティ期を過ごせるように願いをこめて作った1枚。
妊婦さんへのプレゼントにも最適です。

Ringers ESPRIT(ハンドベル)


1. バックワルター:カリヨン・ファンタジー  2. バッハ:バッハ・パストラーレ
3. アメイジング・グレイス  4. ドブリンスキー:ヴィジョン
5. バッハ:主よ人の望みの喜びよ  6. イギリス民謡:グリーンスリーブス
7. ドブリンスキー:メロディ・イン・F  8. チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』より「小行進曲」
9. ロッシーニ:ウィリアムテル序曲  10. サン=サーンス:白鳥
11. フォーレ:パヴァーヌ  12. バックワルター:ノクターン・A マイナー
13. ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』より  13. 「プロムナード」
14. 「古城」  15. 「プロムナード」
16. 「キエフの大門」  17. スコットランド民謡:アニー・ローリー
18. メンケン:美女と野獣


年の瀬に街中でよく耳にするハンドベルの音色。心和む優しい音色が、寒くなっていく季節の中で安らぎを感じさせてくれます。収録曲は、ハンドベルでは本当に定番の有名曲ばかり。リビングのBGMとして、又ドライブ中のBGMとしても最適な1枚です。演奏は、男性のみで構成されるイングリッシュ・ハンドベル・チーム、ESPRIT(エスプリ)。日本にハンドベルの音色を根付かせた児玉勝己氏の伝統の音を受け継ぐべく田中幸子のもとで鍛錬を重ねてきたメンバー達です。2008年、東京・読売ホールでのライヴ録音でお楽しみください。


録音:2008年10月26日
東京・よみうりホールにてライヴ収録

ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団



ブルックナー:交響曲 第9番



圧倒的なカリスマ性をもち、ブルックナー交響曲第4番・第7番と立て続けに話題盤をリリースした鬼鋭ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンとヨーロッパ随一の実力を誇る超級オーケストラ、オランダ放送フィル。
注目のシリーズ第3弾となった交響曲第9番のクローン・ディスク化。天才ズヴェーデンのタクトのもと、すべての楽器とすべての音符に厳格なまで完璧なコントロールが行き届き、美しく繊細なディテールからブルックナー最後の交響曲の大宇宙が新星誕生のように広がります。まさに衝撃的超演です。


録音:2006年6月5-6日
ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

清水和音(ピアノ)
ズデニェク・マーツァル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団



モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番&第24番



清水和音、マーツァル&チェコ・フィルという、それぞれに極上に美しいサウンドをもったアーティストたちがプラハに集い、実現したモーツァルトのピアノ協奏曲集。オーディオ・ファイルとしても最高の評価を得て、話題になった盤のクローン・ディスクです。
ヨーロッパでも随一のサウンドを誇るプラハ、「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールで、EXTONとの一連のシリーズでお馴染みのマーツァル&チェコ・フィルとの貴重な共演、しかも全編セッション録音による録音です!
清水の純度の高い美音はモーツァルトの完璧な音楽を鮮烈に浮かび上がらせ、マーツァル&チェコ・フィルによるあたたかなサウンドがそれを懐深く包み込みます。特に、24番においては清水は自作のカデンツを披露。モーツァルトとも縁の深いプラハの地で、奇跡のような饗宴が実現しました!


録音:2006年6月5-6日
ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

ラデク・バボラーク(ホルン&指揮)
チェコ・シンフォニエッタ



モーツァルト:ホルン協奏曲第4番、交響曲第25番
ハイドン:ホルン協奏曲第2番、交響曲第7番「昼」



今年初夏にリリースとなったバボラークのホルン協奏曲&指揮者デビュー盤が、お客様からの熱いご要望にお応えし、早くもクローン・ディスクとして登場です。
ホルン奏者としてモーツァルトとハイドンの協奏曲を収録し、更に指揮者として自身が結成したオーケストラ“チェコ・シンフォニエッタ”による交響曲の演奏を聴かせています。モーツァルトのホルン協奏曲のカデンツァはバボラークのオリジナルによるものを採用。自由な発想力と驚愕のテクニックに感嘆させられます。協奏曲と同様に2つの交響曲では、このプロジェクトのために結成された、チェコで活躍する室内楽奏者を集めたオーケストラメンバーが演奏しています。
全体を通して厚めの響きで、曲の起承転結が目にみえるほどに美しく構成された演奏を繰り広げられます。まさにそれは、温かい血の通った音楽で、古き良きチェコの伝統を感じさせます。 自然な歌心と曲の流れを追及するバボラークの作り出す音楽は、モーツァルトとハイドンの純粋な響きを心地よく解き放ってゆきます。


録音:2010年5月24日(交響曲)、2011年2月10,11日(協奏曲)
プラハ、ドモヴィナ・スタジオにて収録
ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録


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