2009年12月アーカイブ

ズデニェク・マーツァル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団



ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲



11月のチェコ・フィル来日公演に併せてスタートしたマーツァル&チェコ・フィルコンビによるブラームス交響曲シリーズ。チェコ・フィルによる希少ともいえるブラームス交響曲の録音の第2弾が最新録音盤によって登場です。

重量級のアンサンブルを聴かせつつ、情熱に溢れ、抒情に満ちた演奏に導くマーツァルのタクト。これまでマーラー・シリーズ、チャイコフスキー・シリーズなどで聴かせ続けてきた輝かしく熟成されたボヘミア伝統の音色がブラームスを奏でます。最近では、小林研一郎と同曲を録音(OVCL-00336)したチェコ・フィルですが、それとは一味違うボヘミアの懐かしい響きが鳴り渡ります。
弦楽器の奥深い響きや、きらめくような金管の旋律が要所で魅力となっている重厚な演奏をご期待ください。


録音:2009年10月8、9日 プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールにて収録

 

ウラディミール・ヴァーレク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団



スーク:交響詩「プラーガ(プラハ)」 作品26
ヤナーチェク:狂詩曲「タラス・ブーリバ」
                  シンフォニエッタ



村上春樹「1Q84」でも話題になったヤナーチェク「シンフォニエッタ」をはじめ、ゴーゴリの小説に基づく「タラス・ブーリバ」、故郷への郷愁を謳ったスーク「プラーガ(プラハ)」と、チェコ人にとっては外せない国民的楽曲をチェコ・フィルが最大級の迫力で表現しています。
録音は1997年。トランペットのケイマル、フルートのJ.ヴァーレク、オーボエのキメル、ファゴットのヘルマン、ティンパニのマザーチェク、そしてホルンは当時20歳そこそこのバボラークなど、チェコ・フィル・サウンドの代表的な当時の名手が揃っています。「シンフォニエッタ」のバンダには現在一線で活躍しているハリーシュ(tp)やズボラーネク(tp)がのっています。まさにふくよかで柔らかいボヘミアン・ブラスここにありという感じです。
現在の洗練されたチェコ・フィルとはまた違った、ターリヒ、アンチェル、ノイマンのもとに築いてきたチェコ・フィルの伝統あるサウンドを存分に浴びることのできるアルバムです。爽快感、充実感、身震いする興奮を味わえます!


録音:1997年5月13-15日
        プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

小林研一郎(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団



ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」



2009年4月のサントリーホールでのライヴ録音盤によるブルックナー4番!コバケンが同曲を振るのはその指揮者人生において史上初。かねてからブルックナーに対して特別な想いを持つ小林がついにタクトを取り試みた演奏です。
日本フィルを十分にコントロールしつつ、力強く神々しいブルックナー・サウンドを唸らせており、小林の意欲と情熱が昇華された演奏です。
一切手を染めていなかったブルックナー演奏を聴かせ、話題盤となったチェコ・フィルとの第8番(OVCL-00076)、第7番(OVCL-00128)を髣髴とさせる名演です。コンサート当日、たくさんの聴衆を深い感動へと導いた当演奏をCDでお楽しみください。
 


録音:2009年4月24、25日 東京・サントリーホールにてライヴ収録

ヴァディム・チジク(ヴァイオリン)
船越清佳(ピアノ)



プーランク:ヴァイオリン・ソナタ 
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ



これまでEXTONレーベルより「ヴォカリーズ」(OVCL-00140)「ストラヴィンスキー:ヴァイオリン作品集」(OVCL-00269)の2タイトルをリリースしている、ヴァディム・チジクと船越清佳のコンビの最新アルバムです。彼らが現在活動の拠点としているフランスが今回のテーマです。主にフランスを中心に活躍した作曲家3人を取り上げ、19世紀から20世紀へと移るフランス・ヴァイオリンの調べを表現しております。フランクからの流れを汲む、ルクーの美しいメロディ。ラヴェルの繊細で情緒ある響き。プーランクの現代へと続くリズムとブルース。当時世界の音楽シーンの中心であったフランスを色濃く残す珠玉の名作たちを、チジクの芯の強くふくよかなサウンドが表現します。チジクと船越による華麗なるソナタをお聞き下さい。


録音:2009年8月12-14日 
    茨城・小美玉市四季文化館みのーれにて収録
 

 

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 作品20
                     六重奏曲 変ホ長調 作品81b
 


ベルリン・フィル八重奏団

ローレンツ・ナストゥリカ(第1ヴァイオリン)
ロマーノ・トマシーニ(第2ヴァイオリン)
ヴィルフリート・シュトレーレ(ヴィオラ)
クリストフ・イゲルブリンク(チェロ)
エスコ・ライネ(コントラバス)
ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
ベンツェ・ボカーニ(ファゴット)
ラデク・バボラーク(ホルン)
ヤン・ヴォボジル(第2ホルン)

 


 ベルリン・フィルのトップ・メンバーによるベートーヴェンの名曲室内楽がダイレクト・カット盤で登場します。これまでオーケストラ曲によるダイレクト・カット盤が多く登場していましたが、室内楽によるものはこれが初めて!香り立つようなまろやかな音色がさらに上質な調べとなって響きます。世界最高峰のアンサンブルを高純度な響きでお楽しみください。
 


録音:2008年7月24、25日 プラハ、ドモヴィナ・スタジオにて収録

 

宮崎 陽江(ヴァイオリン)
ルイ・シュヴィッツゲーベン=ワン(ピアノ)
サイモン・モンゲー(ヴァイオリン)  
ハンス=クリスチャン・サルノー(ヴィオラ)
コンスタンタン・ネゴイタ(チェロ)



ラヴェル:
ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)
ハバネラ形式の小品
弦楽四重奏曲へ長調



宮崎陽江、待望の新譜第3弾は印象派ラヴェル&ドビュッシーの作品集!第1弾にも魅せたフレンチなエスプリ漂う演奏スタイルを今回も遺憾なく発揮しています。
ラヴェルではスペイン風の音色が舞い、切れの良い演奏を堪能いただけます。弦楽4重奏でのリーダーシップも聴き逃せません。
またドビュッシーでは空気感を含ませた音色と、陰影のある表情が伝わる演奏をお楽しみいただけます。
宮崎 陽江の幅広い感性を随所に感じられる作品集です。


2009年7月6~8日 ルール・ブルー(ラ・ショドフォン)にて収録
 

恩田文江(ピアノ)



ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
アルベニス:組曲『イベリア』 第2集 より 「トリアーナ」
メシアン:幼子イエスにそそぐ20の眼差し より
             幼子イエスの口づけ
ラヴェル:夜のガスパール
ショパン:夜想曲 第20番 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
        ワルツ 第5番 「大円舞曲」



恩田文江は、真正な音楽性の持ち主です。彼女の美しく簡潔なタッチは人に感動を与え、その演奏表現は、内面的に深く、明晰、かつ詩的です。
アブデル=ラーマン・エル=バシャ



2009年1月16日、紀尾井ホールでのリサイタルは、エル・バシャの推薦文のごとく、その外見の若さからは想像できない深みのある演奏でした。
ショパンからメシアンまで、曲想を見事に捕らえており、特にメシアン、ラヴェルでは正確で緻密なテクニックがその器の大きさを感じさせます。
本アルバムは、そのリサイタルから抜粋で収録したライブCDです。
将来有望な若きピアニストのライブの感動を是非お楽しみください。


録音:2009年1月16日 東京、紀尾井ホールにてライブ収録


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