2009年3月アーカイブ
2月のクリストン・レーベルは、超一流管楽器奏者たちが集結!
ベルリン・フィルの首席奏者にして名実ともに「世界一」の天才ホルン奏者バボラーク。彼と、オルガン奏者バールタ、バボラークのチェコ人ホルン奏者の仲間による最新アルバム「ブルックナー・イン・カテドラル」がリリース。教会内で録音したマルチサラウンド盤による荘厳な演奏はまるで天上から降り注ぐ音楽のよう。敬虔な気持ちになれる一枚です。またバボラークとの電話インタビューも実現。彼自身が考えるチェコ・ホルンの伝統について、今後のプロジェクトについての話をぜひお楽しみ下さい。
なお、このインタビューの全容は、こちらにて日本語でお届けしております。
もうひとつはウィーン・フィルの首席クラリネット奏者、オッテンザマーと愛息2人によるトリオのアルバムがリリース。長男ダニエルは2009年よりウィーン・フィルに入団。夢の親子共演を実現したCDを、担当プロデューサーがご紹介します。
RCA、デッカの2大ピアニストがトリトン・レーベルで更なる飛躍を遂げる。
1970年~80年代にRCAレーベルに録音を行い、アメリカで絶大なる評価を得ていたウクライナ出身のピアニスト、セルゲイ・エデルマン。これまでクラウス.P.フロール、ゲルギエフ、ユーリ・バシュメット、ブルネロなど著名演奏家との演奏を行ってきたにもかかわらず教育活動のため長らく演奏活動から離れていましたが、ついに本邦初アルバム「バッハ作品集」をリリース。エデルマン本人とピアニスト江崎昌子による話は聞きものです。
また、もうひとつはサティと吉松隆の作品を交互に収録したアルバム「クリスタル・ドリーム」のご紹介。パスカル・ロジェによるサティの演奏はデッカでの録音以来、約25年ぶり。更なる飛躍を遂げたロジェのフレンチ・ピアニズムについて、録音プロジェクトへの思いを担当プロデューサーが話しました。
2008年レコード・アカデミー管弦楽部門賞を受賞し、優れた録音も話題となった「春の祭典、他」(OVCL-00312)の続編、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンのストラヴィンスキー集Vol.2「ペトルーシュカ、プルチネルラ etc.」(OVCL-00378)が2月25日にリリース。 聴きどころのご紹介をしながら、担当プロデューサー江崎友淑が、録音秘話やアーティスト秘話、オーケストラの魅力を語ります。そして、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの電話インタビューが実現!話題の指揮者の生の声、このストラヴィンスキー・プロジェクトに対する思いを、どうぞお聴きください。なお、このインタビューの全容をこちらにて日本語でご紹介しています。合わせてお楽しみ下さい。
